ほかにね~こて柏崎

柏崎リーダー塾2期生Dチームは柏崎の歴史・文化財を観光資源として市内外に広く発信する活動を行っております。
2018年

【長嶺の大池 ~美しい白鳥の飛来~】

【長嶺の大池 ~美しい白鳥の飛来~】

 こんにちは!ほかにね~こて柏崎です。12月に入ってから悪天候の日が多くなりましたね。晴れる日の少ない柏崎の冬がいよいよ到来です。今回ご紹介するのはそんな冬の悪天候でも大変盛り上がる?場所、白鳥の飛来する「長嶺の大池」です。11月頃から飛来し始め、3月頃まで最大400羽を超える白鳥がこの場所で冬を過ごします。

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 訪れたのは12月の半ばの貴重な晴れの日の夕方4時前。池には鳥たちがポツポツ。飛来はまだ少ないのか、と最初は感じましたが、しばらくすると・・・

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 日中は近くの田んぼで過ごしている白鳥たち。日が落ちてきて池に集まってきました。まるで飛行機が飛んでくるようです。

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 その日は白鳥たちにあげようとパンを持っていきました。「食べたいな~」って様子で多くの白鳥がよってきます。パンをちぎって投げると取り合いです。喧嘩しないで仲良くね(笑)。すぐ近くで餌を売っている場所もありました。

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 パンをあげている間も白鳥たちの飛来は続きます。編隊を組んですぐ頭上を過ぎ去っていく姿は迫力があり、そして優雅!見とれているうちにいつの間にか多くの白鳥たちが池に戻ってきていました。

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 この日は晴れていたので、西山の自然と白鳥たちが調和して美しい夕方の景色が見ることができました!池では白鳥たちとの距離が近く、その大きさ、かわいらしさをすぐ近くで感じることができます。白鳥以外の鳥たちも多く、これから冬本番になるにつれ、この長嶺の大池はさらに盛り上がることでしょう!今回子供達も連れて行ったのですが、大喜びでした。ぜひご家族でこの冬「長嶺の大池」を訪れてみてください!

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【貞観園】

【貞観園】
皆様いかがお過ごしでしょうか?ほかにねーこて柏崎です。

今回は高柳町岡野町にあります貞観園を取材してきました。

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入口の門扉は非常に重厚な雰囲気が伝わり、歴史を感じます。

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取材当日は紅葉にはまだ少し早いものの、木々が色づき始めていました♪

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苔と少し早い紅葉のコントラストが非常に美しかったです!

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じっくりと静かな時間が流れ、非常に心落ち着きます。

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外の素晴らしい庭園に目が行きがちですが、建物内部の貞観堂も立派なものです。

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内部には、上段之間(望陽台)、二之間(容斎之間)、三之間(仙桃之間)があります。

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貞観園のあゆみや高柳、柏崎、日本、世界の出来事も合わせて掲示がありました。

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取材した当日は快晴でした。改めて庭園を眺めてみると、苔と木々が一つの風景を写しだされ、見事の一言に尽きます!

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中越沖地震が発生した際は、庭園の灯篭が多数倒れる被害を受けましたが、立派に修復されています。

貞観園の詳細に関しましては、下記をご覧ください。
http://teikanen.jp/about/

これから紅葉の季節本番を迎えるにあたりまして、紅葉狩りにお出かけになられてはいかがでしょうか?

ほかにねーこて柏崎Facebookページも合わせてご覧ください。

https://www.facebook.com/historyofkashiwazaki/

【小さなトンネルの向こうには~続・笠島~】

 こんにちは、「ほかにねーこて柏崎」編集部員Sです。

 今回の「ほかにねーレポート」は、前々回のI氏に続き「笠島地区」をクローズアップ。

 前々回の記事で取り上げられた「海に浮かぶ弁天社」や、「すっごく斜めなホームがある駅」も観光スポットとしてとっても楽しめますが、今回は、「田塚鼻(牛ヶ首)」を中心に探検気分で散策してみます。

(前々回の記事: http://seconddteam.wp.xdomain.jp/2018/08/18/【小さな港町を歩く~笠島~】/


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港を出発して海岸を米山方面に歩き、、、


 

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弁天岩で少し休憩。

そして写真右手奥の海岸沿いを進んでいきます。


 

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途中、かなり下の方に海が見えるスリルあふれる金網道路を通過し、、、


 

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小さな薄暗いトンネルが出現します。

なんとも時代を感じる造りです。

、、、こりゃ、出そうですね (*_*;

 


 

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意を決して突入します!

が、やっぱメッチャ怖いっ。。。(ノД`)・゜・。

外灯もなんもないので懐中電灯必携です。


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100mほど進みやっと出口につきました(ホッ)

そしてその先には、、、


全景周りを崖で囲まれたプライベートビーチ(?)的な浜辺があります!

【facebookに360度写真を公開中】

 

IMG_0787【左手側】でっかい岩だらけ、、歩きづらい、、、

 

IMG_0777 漂流物がいっぱい

IMG_0785【右手側】 岩壁の地層がよく分かります

 

 

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そして夕暮れ、、、 


 この「田塚鼻(牛ヶ首)」は、「柏崎シティセールス推進協議会」さんの企画『かしわざき岬めぐり』の7つの岬のうちの1つにピックアップされています。

 「プレミアム岬カード」がもらえるスタンプラリーは当初9月末までの開催期間でしたが、【好評につき10月末まで延長】とのことですので、この機会に一度訪ずれられてみてはいかがでしょうか。

【イベントHP http://kz-cs.com/info/20180720-misaki

 

 【田塚鼻ビーチ☆彡】

 

 

 

【石井神社拝殿】

【石井神社拝殿】

さて今回は、北条地区にあります石井神社拝殿を取材してきました。スタートはJR北条駅から。CIMG1013

 

北条駅は1897年開業の大変歴史のある駅です。CIMG1007

 

駅からは黒姫山もはっきり見えました。CIMG1010

 

今回は北条駅からスタート。まずは駅を背にして、まっすぐ歩いていきます。CIMG1006

 

歩くと橋があります!この橋を渡って行きましょう。  CIMG1004CIMG1005

 

そのまま進むと、道が2方向に分かれています。どちらからでも行けますが今回は左折してみます。CIMG1003

進んでいくと再び左に橋が見えてきます。この橋は渡らずに直進します。

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さらに道を進んでいきます。

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道の右カーブを進むともう間もなくです!

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進んでいくと、右手に石井神社が見えてきます。北条駅から歩いて大体15分位といった所でしょうか?

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まず多くの方が「いしい」とお読みになられるかと思います。実際私もそうでした。しかし、この石井ですが、「いわい」と読みます。なかなか知らないと読めないですね。

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以下柏崎市の文化財より抜粋
承和14年(847)相模国一宮の寒川神社から分霊を配祇したと伝えられている。
昭和48年(1973)、屋根はトタンに葺き替えられたが、改造の多い割には、当初材も良く残しているとみられる。
尚、建立年代を永正元年(1504)とする社伝もある。

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今回取材した石井神社拝殿の他にも、北条地区には多くの歴史文化財があります!これから行楽の秋を迎え、是非歴史散策にお出かけになられてみてはいかがでしょうか

 

 

 

 

 

【小さな港町を歩く~笠島~】

【小さな港町を歩く~笠島~】

   こんにちは!ほかにね~こて柏崎です。今回ご紹介するのは、どこか懐かしい街並みの笠島地区。この小さな漁港を抱える集落は、夏の間、多くの海水浴客で賑わいます。迫りくるような急斜面に囲まれた小さな海水浴場、旧国鉄のトンネル跡や、弁天社、牛ヶ首の崖にみえる古い地層。近隣の他の集落とはまた違った趣のあるこの場所を、夏の夕方に歩いてみました。

 

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 柏崎市内方面から車で国道8号線米山インター付近のT字路を過ぎたところを海側に曲がると、見えてくるのは荒々しい磯と美しい海、そして急斜面の僅かな土地に立ち並ぶ家々。笠島は独特な空気感のある土地です。港の駐車場に車を止めて、散策開始。

 

 

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 まず目に入るのは、笠島の漁港と小さな海水浴場。写真は夕方で少ないですが、海水浴シーズンは多くの海水浴客でにぎわいます。港と堤防に囲まれていて波が小さく、すぐ近くに磯があり、子供連れのお客さんを多く見かけます。

 

 

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 砂浜の左手には弁天社があります。巨大ないかりが印象的です。どの位昔からあるんでしょうか。この岩周りは、磯を楽しむ海水浴客が泳いでいます。たくさんの魚や生き物がいるんでしょう。子供たちが楽しそうに遊んでいました。

 

 

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 今度は内陸の方へ足を向けます。鉄道の下に小さなトンネルがあり、そこを抜けると民家が立ち並びます。小さな集落ですが、どこか懐かしさも感じる街並みです。少し歩くと笠島の駅があります。この駅の特徴と言えば、

 

 

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 斜め!

 すご~く斜め!!倒れないんでしょうか?カーブの途中なんですね。こんな状態で普通電車が停車します。このスリルを味わいたい方はぜひ電車で笠島へ(笑)

 

 

 車に戻り、笠島の集落を抜け、少しだけ上越方面に向かうと、はっとするような景色が見えてきました。

 

 

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「牛ヶ首層内褶曲」

 500万年前に海底の地滑りにより出来たものと紹介されています。この場所から見た断崖絶壁はとても雄大な景色でした。

 

 

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 他にもご紹介したい場所がありましたが、今回はここまで。笠島を歩いてみると、改めてこの地域を素晴らしく思うのと、海水浴やレジャーなどで遊びに来たいなぁと思う場所でした。

 

 賑わう海水浴シーズンはもう終盤ですが、秋の過ごしやすい季節にも訪れてみたいと思いました。皆様も一度足を延ばしてみてはいかがでしょうか?

 

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【写真展 西川勉とその仲間たち】のご案内

 この度の平成30年7月豪雨に際しまして、被災されたご関係の方々には心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈りいたします。

 さて今回ですが、イベントの告知になります。
 柏崎ソフィアセンター(柏崎市立図書館)にて、写真展の告知になります。


西川勉氏は90歳を超えてもまだ現役の写真家として活動を続けております。

 昭和時代の風物写真を通して、今日忘れ去られた昭和時代の懐かしい風景、催し、生活など、当時が忍ばれる写真が展示されます。

 期間ですが、7月23日(月)~30日(月) 午前10時から午後7時まで。(23日(月)は午後1時オープン。26日(木)・28日(土)・29日(日)は午後5時まで。30日(月)は午後4時終了となります。)
 入場無料となっております。

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 柏崎市のリンク先にも案内がありますので、合わせましてご覧ください。

http://www.city.kashiwazaki.lg.jp/bunka_shinko/1806070940.html

 皆様のお越しをお待ち申し上げております。

【橋場のがにが淵】

 今回のほかにねーレポートは、前回ご紹介した「柏崎市伝説集」の中から一つ取り上げてお届けします。

HP柏崎伝説集

 

 「柏崎市伝説集~西中通中学校区編~」より

‐橋場のがにが淵のいわれ‐

 鯖石川が橋場地内で砂山にぶつかって急に方向をかえ西流して日本海に注ぐのだが、その砂山にぶつかるところは深い淵となっている。里人はこれをがにが淵と呼んでいる。

 基盤は粘土岩上層は砂であるため出水のたびに岸が削り取られていく。昔長岡藩士所用があって来柏し帰路このがにが淵の道を通ると今朝通った時と全くちがって、がにが淵のすぐ真上に道が通じているので、狐に化かされたかと思い「さあ狐よ出てこい」と一夜そこで徹夜して明かした。夜明けてみて、それは河の水が土地を削ったとわかったということである。

 なぜがにが淵と名づけたかと言えば、江戸浅草でやしが蟹を売り、「この蟹は柏崎の橋場と申す所に深い深い淵があって、その淵の中からもくもくわいて出てくるかにだ」とはやしたって売ったので、かにが淵の名が宣伝されたという。またあるやしはそれに着想して「がにが淵怪談」という芝居を脚色して大もうけしたといわれている

 

 かなりローカルな内容ですが、何を隠そう私の生まれ育った家のすぐそばです。たぶん(笑)

 がにが淵、、、里人の私はそんな名所⁉があることを全く知らなかったのですが、確かに小さいころから道端のあちらこちらに沢蟹が普通に歩いていました。珍しい光景なんですかね?


というわけで、例によって空撮してみました☆彡

蟹が淵1

【がにが淵】

 右側から流れてきた鯖石川が赤丸部上の砂山にぶつかって曲がっている様子がわかります。


せっかくなので周辺も撮影☆彡

改修記念公園

【松波方面】

 写真下側の芝生が広がっている中州エリアは「鯖石川改修記念公園」です。

 遊具やドッグランもあって、休日は家族連れで賑わっていますよ。

 


 

米山

【市街中心地~米山方面】

 ちょっと天気がいまいちでしたが、、、

 右下に鯖石川が見えます。めっちゃ曲がってる!!


facebookページでは動画も掲載しています。(下の画像をクリック!)

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 「柏崎市伝説集」には柏崎各地の伝承や縁起など様々な情報がほんとにたくさん収録されています。慣れ親しんだ地元のことでも知らないことばかり!!

 下記のリンク先から電子書籍版がダウンロードできます。また、中学校区ごとの分割ファイルも用意しましたので、ご興味のある方はご自身の地区の伝説を覗いてみてください。(S)


【郷土資料の電子書籍を読む >「柏崎市伝説集」PDF版】(リンク先:ソフィアセンター)http://sophia.city.kashiwazaki.niigata.jp/siraberu/d_shoseki.html


【各地区ごとの分割ファイル PDF版】

米山中学校区   上米山中学校区  第三中学校区

第四中学校区   城北中学校区   鵜川中学校区

第一中学校区   第二中学校区   田尻中学校区

第五中学校区①  第五中学校区②  北条中学校区

荒浜中学校区   高浜中学校区   西中通中学校区

北鯖石中学校区  中通中学校区

 

【柏崎市伝説集】

 柏崎リーダー塾の活動として開始した「ほかにねーこて柏崎」も、早いものでチーム発足から丸2年が経過しました。
 チーム活動では、観光資源となり得る地域の歴史文化財を中心にレポートしていますが、同じように貴重な財産である柏崎に関する書籍・歴史資料も、「ほかにねー題材」として取り上げています。

 今回はこちら、ご存知の方も多いと思いますが、昭和47年発行の「柏崎市伝説集(出典:柏崎市立図書館)」です。

 


HP柏崎伝説集


 柏崎市市制30周年の記念事業として企画されたもので、各地域に伝わる伝説・伝承が当時の中学校区ごとにまとめて編纂されています。
 現在は電子書籍化され、柏崎市立図書館(ソフィアセンター)のホームページからもダウンロードすることができます。

 私自身、何十年と暮らしてきた町内にかかわるお話でも全く知らなかったものが多くあり、大変感慨深く読ませていただきました。
 まだご覧になったことがないという方は、ご一読されてみてはいかがでしょうか?


【「柏崎市伝説集」目 次】(ソフィアセンター) http://sophia.city.kashiwazaki.niigata.jp/siraberu/densetusyu_mokuji.htm

郷土資料の電子書籍を読む >「柏崎市伝説集」PDF版】(ソフィアセンター)

http://sophia.city.kashiwazaki.niigata.jp/siraberu/d_shoseki.html

 

【各地区ごとのファイル PDF版】

米山中学校区   上米山中学校区  第三中学校区

第四中学校区   城北中学校区   鵜川中学校区

第一中学校区   第二中学校区   田尻中学校区

第五中学校区①  第五中学校区②  北条中学校区

荒浜中学校区   高浜中学校区   西中通中学校区

北鯖石中学校区  中通中学校区

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【春の歴史文化財】

すっかり春めいてきて、桜の開花便りも届きはじめましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今回は桜の開花時期に合わせて取材に行ってまいりました。

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2月にもお伝えしました 喬柏園(旧柏崎公会堂)に再び訪れてみました。同じ位置から撮影してみました。2か月前の大雪が嘘みたいです!この対比も面白いと思った次第です。

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今回は桜が開花していました♪
まだ3分咲きから5分咲き位と言った所ですが、きれいに開花していました!近くから見るとやはりきれいですね!

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そして道路沿いにはスイセンも開花していました。

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春を見つけに柏崎の歴史文化財にお出かけになられてはいかがでしょうか?思わぬ発見があるかもしれません!

 

Facebookページも是非合わせてご覧ください!

https://www.facebook.com/historyofkashiwazaki/

 

 

【椎谷陣屋跡】

【椎谷陣屋跡】

~陣屋って何?~

陣屋とは簡単に説明すると藩の役所のことを言います。県庁や市役所のようなものですね。昔のお役所ってどんなんだったんでしょうか?柏崎市には柏崎陣屋跡、春日陣屋跡などがありますが、今回は椎谷の陣屋跡をご紹介します。

 

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椎谷の国道352号線沿いに看板があります。昔はここに椎谷藩という藩がありました。椎谷藩は廃藩置県まで存続した藩で、今の跡地に陣屋が出来たのは1715年椎名藩五代、堀直央(ほりなおなか。ちなみに初代藩主は堀直政の四男、堀直之)という藩主の時でした。

 

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海岸の駐車場に車を止めて歩いていくと、入口跡という看板が見えてきました。ここをお侍さん達が通っていたと思うと、ちょっとワクワクです。

 

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階段を登ると表門跡、砲術稽古場跡、馬場跡と歴史を感じさせるワードが続きます。砲術というと火縄銃ですかね。ここにいた馬はどんな馬だったんでしょうか?高級車があるように、ここには高級「馬」が止められていたりしたんでしょうか?想像が膨らみます。

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さらに進むと広場に出でました。神社があり、残念ながら当時の建物は残っていませんが、ここには大きな看板と地図があり、この陣屋の中心地であったことがわかります。タイムスリップして江戸時代の陣屋を覗き見したい気分になります。

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大きな石碑が立っていました。大正11年に建てられた石碑のようです。

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来た道を戻って階段を降り進んでいきます。それっぽい雰囲気の道ですね。更に奥に行くと武家屋敷跡、長屋跡などがありました。ここで寝泊まりしていたんでしょうか。江戸時代の人は何を食べていたのでしょう。椎谷の海から捕れる豊富な海産物でしょうか?冷蔵庫が無い時代なので、海の幸は貴重でしょう。

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藩邸跡の周りを一周すると裏門跡に出ます。ここから椎谷の街並みを一望できます。ここは小高い丘の上なんですね。お城や陣屋はやはり高い所に作るというものだったのでしょう。お侍さん、当時の庶民もここから同じように海を眺めていたんでしょうね。「今日の夕陽は綺麗じゃの~」とか言いながら。

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裏門跡側から降りると、椎谷の馬市の説明もありました。読むと凄い規模の馬市がここで行われていたんですね~。すごい!

地域には身近にあって意外と行かない場所ってありますよね。いつも素通りしていましたが、車を止めて足を運んでみると色々な発見があります。今回も歴史と触れ合える素晴らしい発見がありました。

椎谷陣屋跡、お天気のいい日には椎谷海浜公園の駐車場に車を止めて、ほんのちょっと歩けば見れます。機会があれば訪れてみてください。

柏崎の知らないこと、まだまだいっぱいです。