ほかにね~こて柏崎

柏崎リーダー塾2期生Dチームは柏崎の歴史・文化財を観光資源として市内外に広く発信する活動を行っております。
ほかにね~こてレポート
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チームの活動の記録や、柏崎の歴史文化財をご紹介します。

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【激旨!かしわざきバーガー!!】~えんま市散策記~

 こんにちは「ほかにね~こて柏崎」です。

 夏の訪れを告げる柏崎最大のイベント、「えんま市」が今年も開催されました!

 柏崎市民は老若男女問わず1か月まえから待ち遠しくてウキウキわくわく、「今年の流行りのグルメは何かなー」と心躍らせています。

 さてさて、ふるーい歴史があるこの「えんま市」、例年ですと3日間続けて開催されるのですが、今年は悪天候のために最終日は中止となってしまいました。開催日の14日~16日が「金土日」と最高の曜日に当たった年であっただけに非常に残念ですが、強風でテントが飛ばされてしまう恐れもあったことから運営サイドは賢明なご判断だと思います。

 週末にかけて天気が段々悪くなる予報でしたので、私は金曜日に行ってきました

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 とっても賑わってます(*´▽`*)

 そして、私の一押しおすすめB級グルメチャンピオン!

 もはや柏崎を代表する観光資源!!

 料亭ささ川さん提供の「かしわざきバーガー‼」

 素材はすべて県内産、市内各社の協力で企画され、柏崎産の天然真鯛や鎌田養鶏の養生卵、パンはかしわハンズ製等々気合の入ったメニューの数々です。

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 私は「真鯛タルタルソース(左)」、と「チキン竜田(右)」を購入。どちらも500円。

 写真奥の「料亭ささ川」さんのブースで販売しています。(フォンジェストリート棟の入口です)

 

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 ほかにも元祖かしわざきバーガーの「トンカツ」や1キロハンバーグの入った「BIGバーガー」、えんま市限定(?)の「閻魔の赤バーガー」と「閻魔の青バーガー」もありました。(本当は赤と青が食べたかったのですが子どもとシェアするので辛くないもの選びました(‘ω’)ノ)

 

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 包装もこジャレてますな(笑)

 そして肝心の食味ですが、、

 鯛のフライは外はサクサク中はふわふわ♬、チキン竜田は噛むとあふれ出るほどの肉汁でとってもジューシー☆彡

 何よりも、甘めの卵焼きがパティ―とバンズを調和するようにまとめ上げていて、すごくいい仕事をしています(*´▽`*) ~ん、絶品!

 間違いなく唯一無二のオリジナルな一品です! さすが老舗の「ささ川」さん‼

IMG_4495(ささ川さんのブース)

 この「かしわざきバーガー」ですが、えんま市のほかにも市内各種のイベントで提供されているようです。

 見つけたら即GETですよー!(S

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そして最後に今年の流行りモノ↓

うさ耳帽子(^▽^;)

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「うさぎの手」を握ったり押したりすると動いたり光ったりします(笑)

 

 

 

 

 

【リーダー塾OB・OG会とリーダー塾第4期募集のお知らせ】

皆様こんにちは!ほかにねーこて柏崎です。いつも私たちの活動をご覧いただきましてありがとうございます!激動の平成の時代が終わり、新たに令和の時代を迎えました。気持ちも新たにまた頑張っていきたいと思います!

さて今回ですが、いつも柏崎の歴史文化財の発信を行っておりますが、リーダー塾全体として活動内容についてのご報告になります。

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2018年12月に第3期生が卒塾し私たちOB・OGは第1期生から第3期生まで57名を数えるまでになりました。

今回の会合で各種活動報告がありました。皆様各方面でご活躍されている旨、話がありました。

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さて話は変わりまして、現在次世代の柏崎を担う皆様に対しまして、リーダー塾の第4期生を募集中です!詳しくは下記リンクををご参照ください!

http://www.kashiwazaki-leader.org/docs/2019041200018/

第4期柏崎リーダー塾の研修期間は、2019年7月から2020年12月までの1年半です。
未来の柏崎を創るリーダーを目指して、ぜひご応募ください。

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【飯塚邸 つるし雛かざり】

【飯塚邸 つるし雛かざり】

 こんにちは!ほかにねーこて柏崎です。4月も後半、暖かくなってきましたね。桜はそろそろ終わりですが、これからは緑の葉も増えていくことでしょう。春めいてきた4月の週末に鮮やかな色彩あふれる柏崎市史跡「飯塚邸」を訪ねてみました。今回は、この飯塚邸で行われている「つるし雛かざり」の様子をお伝えします。

 

あ

い

 

 飯塚邸を簡単にご紹介しますと、古くからこの地域の大地主であり、経済界・政界において活躍した飯塚家の邸宅で、昭和22年10月には昭和天皇の全国御巡幸の際の行在所(あんざいしょ)となった場所です。

 

う

 

 玄関ではかわいい人形がお出迎えでしてくれています。靴を脱ぎ中に入っていくと。

 

え

 

 あまりの美しさに圧倒されました!素晴らしいつるし雛とお人形達、そしてその数!

 

お

か

き

く

 

 一つ一つをよく見てみると作りがとても繊細です。最初の部屋のつるし雛は専門の方が作っているのではないそうです。天井から吊してある一まとまりを作るのに半年かかるものもあるとか。作り手の細かなところまで手を抜かない丁寧な作業が、人形達を通じてひしひしと伝わってきます。

 

こ

 

 つるし雛に見入ってしまい、だいぶ時間がたった後に奥へと進んでいきました。見えてきたのは昭和天皇行在所というご案内。

 

さ

 

 春の光、緑の葉、障子の白、木や畳の色、お屋敷の階段を上がっていくと日本家屋独特の情緒あるれる和室がありました。そして、

 

し

 

 この椅子と机は昭和天皇が実際にお使いになったそうです。この部屋は厳かな雰囲気に包まれていました。元号は令和となり、昭和が段々と遠くなりますが、歴史は古さが増すとより一層印象深くなるものですね。

 

す

せ

 

 飯塚邸ではキルト展も行われていました。こちらも美しい作品が展示されていました。

 

そ

た

 入場からだいぶ時間が経ちましたが、建物内は一通り見終わったので、外に出てみました。ここは秋幸苑(しゅうこうえん)とよばれる美しい庭園です。紅葉の時期も美しいのでしょうね。

ち

 

 古くは江戸時代末期に建築され、大正、そして昭和20年代に増築がされ今に至っているこの「飯塚邸」。美しいつるし雛達が彩りを加え迎えてくれます。写真ではまだまだ伝わらない美しさがありました。「つるし雛かざり」5月6日(月)まで開催しています。一度訪ねてみてはいかがでしょうか。

 

【陣屋跡及び柏崎県庁跡】

皆様こんにちは。ほかにねーこて柏崎です。3月に入り、日に日に暖かくなってまいりました。いかがお過ごしでしょうか?

もうすぐ桜の開花の時期になり、春本番はもう目の前すぐといった所でしょうか?

さて、今回は柏崎市大久保にあります陣屋跡及び柏崎県庁跡を取材してきました。

このポイントのある場所ですが、国道352号線の新橋交差点(先月ご報告した柏崎雨水ポンプ場のある交差点)を大久保・中浜方面に進行します。県道316号線に入りそのまま直進し、坂の途中で左折したところにあります。

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柏崎県庁跡?と聞いてお分かりになられる方?初めて聞かれる方?様々かと思います。こちらの跡は閑静な住宅街ですが、昔柏崎が県であったとは驚きですね!

周囲は閑静な住宅街ですが、こんな立派な石碑が建っております。

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以下柏崎の文化財資料より一部抜粋。

柏崎陣屋は、寛保2年(1742)松平定賢(越中守家)が奥州白川に封じられたとき、その飛地領の支配のため、初めて当地大久保へ構えられた。
松平越中守家は、後に紀州桑名へ移封されるが、柏崎地方はそのまま飛地領として、この陣屋により幕末まで約126年間、自藩領と幕府預領合わせて越後221ヶ村を支配した。
明治維新後に柏崎県庁が置かれたが、柏崎県は明治6年(1873)6月新潟県に統合廃止された。

明治時代まで柏崎が県であったとは驚きですね!

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そしてここにも「市指定文化財 記念物・史跡」を表すパネルの設置がありました。

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これから陽気も良くなってまいりますので、史跡巡りにお出かけになられてはいかがでしょうか?

ほかにねーこて柏崎ではFacebookページでも情報発信しています。合わせてご覧ください。

https://www.facebook.com/historyofkashiwazaki/

 

 

 

【鵜川激特事業】~この施設はなんだろう?~

 こんにちはっ! ほかにねーこて柏崎です。

 早速ですがクイズです。↓この建物は名称はなんでしょう?

雨水ポンプ場

 ヒントは、跨線橋のたもとにあって、ある気象条件の時に私たちの生活を守ってくれているとってもありがたい施設です。
(「こんなの知ってて当たり前だろう」という方もいらっしゃるかと思いますが何卒ご容赦を)


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 正解は、柏崎雨水ポンプ場です

 外側を囲んでいるあみあみコンクリは芸術的でインパクト強いですよね!

 でも、実は私もその正体を正確には分かっていませんでした、、、

 そこで活躍してくれたのが本ホームページにも掲載している貴重な資料「おおすてくてくMAP」!

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〔以下説明を引用〕

柳橋柏崎雨水ポンプ場

 周辺区域に流入する雨水を鵜川へ強制排水する施設。元々、鵜川右岸の柏崎駅周辺及び枇杷島地区は地盤が低く自然排水できず、激特事業の工事後も大雨が降ると鵜川に流れ込む周年の小河川が度々氾濫したため、約54億円をかけて建設された。

鵜川河川激甚災害対策特別緊急整備事業
 略して「激特事業」と呼ぶ。1978年に豪雨により鵜川が氾濫して大きな被害が出たため、大久保で大きく蛇行する鵜川を直線化する工事を行った。水道橋公園に激特事業の詳しい説明版がある。

 

 ほほう、激特事業の一環で造られた施設だったんですね。

 続いて、水道橋公園にある説明版も見てみましょう

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←水道橋公園

(以前、「かしわの大樹」を調査した際に訪れた時の画像から)

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 うーん、激特事業が大変な規模の工事であることが見て取れます。

 そして、新潟県のホームページには当時の水害の様子が分かる資料が残されていました。(↓過去の被害と鵜川ダムのあゆみ)

http://www.pref.niigata.lg.jp/kashiwazaki_seibi/1278370554891.html

 柏崎駅が1週間も機能しなかったとは、、、甚大な被害ですね、、、

 そういえば、それ以降最近の水害は国道より山側で発生していますが、海側は無事なようですし、激特事業大成功ってことですね。

 では、鵜川新河川へ移動して、、、

旧河川 画像真ん中下の「大洲橋」から上流・下流を撮影して、旧河川との繋ぎ目を探します。

 

旧河川入口

 まずは上流、あの辺が旧河川の入口ですねー

 

旧河川出口

 で、下流「鵜川橋」のところ。今となっては旧河川の面影は全くありません。

 

 

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 大洲橋の近くには旧鵜川橋の竣工碑がありました。

 「昭和29年7月竣功」の銘板もあります。

でもなぜここに?、、、

 鵜川橋からはちと離れている気がしますが、昔は公園だったんですかね?

 

 

 話は元に戻って、柏崎雨水ポンプ場。

 実は、ナント、、

 

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 改修工事であみあみコンクリがなくなっていました。(涙)

 

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 こうなるようです。

 耐震とかの問題でしょうかね、、、個人的にはけっこう好きなデザインだったんでちょっと残念です。

 というわけで、今回は「昔からそこにあるけど、あれは一体何なんだろう?」という日常のちょっとした疑問について調査してみました。

 そしてやっぱり、昔からずっとあるからにはちゃんとした存在意義としっかりした歴史があって、私たちの生活を守ってくれるとても重要な施設であることが分かりました。

 同じようなモノが他にもありそうですよねー

 見つけたらまたこちらのサイトで報告します(S)