【小さな港町を歩く~笠島~】
こんにちは!ほかにね~こて柏崎です。今回ご紹介するのは、どこか懐かしい街並みの笠島地区。この小さな漁港を抱える集落は、夏の間、多くの海水浴客で賑わいます。迫りくるような急斜面に囲まれた小さな海水浴場、旧国鉄のトンネル跡や、弁天社、牛ヶ首の崖にみえる古い地層。近隣の他の集落とはまた違った趣のあるこの場所を、夏の夕方に歩いてみました。
柏崎市内方面から車で国道8号線米山インター付近のT字路を過ぎたところを海側に曲がると、見えてくるのは荒々しい磯と美しい海、そして急斜面の僅かな土地に立ち並ぶ家々。笠島は独特な空気感のある土地です。港の駐車場に車を止めて、散策開始。
まず目に入るのは、笠島の漁港と小さな海水浴場。写真は夕方で少ないですが、海水浴シーズンは多くの海水浴客でにぎわいます。港と堤防に囲まれていて波が小さく、すぐ近くに磯があり、子供連れのお客さんを多く見かけます。
砂浜の左手には弁天社があります。巨大ないかりが印象的です。どの位昔からあるんでしょうか。この岩周りは、磯を楽しむ海水浴客が泳いでいます。たくさんの魚や生き物がいるんでしょう。子供たちが楽しそうに遊んでいました。
今度は内陸の方へ足を向けます。鉄道の下に小さなトンネルがあり、そこを抜けると民家が立ち並びます。小さな集落ですが、どこか懐かしさも感じる街並みです。少し歩くと笠島の駅があります。この駅の特徴と言えば、
斜め!
すご~く斜め!!倒れないんでしょうか?カーブの途中なんですね。こんな状態で普通電車が停車します。このスリルを味わいたい方はぜひ電車で笠島へ(笑)
車に戻り、笠島の集落を抜け、少しだけ上越方面に向かうと、はっとするような景色が見えてきました。
「牛ヶ首層内褶曲」
500万年前に海底の地滑りにより出来たものと紹介されています。この場所から見た断崖絶壁はとても雄大な景色でした。
他にもご紹介したい場所がありましたが、今回はここまで。笠島を歩いてみると、改めてこの地域を素晴らしく思うのと、海水浴やレジャーなどで遊びに来たいなぁと思う場所でした。
賑わう海水浴シーズンはもう終盤ですが、秋の過ごしやすい季節にも訪れてみたいと思いました。皆様も一度足を延ばしてみてはいかがでしょうか?